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ちりはつもれど ちりぬるを

紙の本と電子書籍

電子書籍は、紙の本の欠点である場所を取らない、検索が出来ると言った点で優れている。1台のタブレットがあれば、紙であればカバン1つに入りきらないほどの本を持ち運ぶがことができる。仮に数万冊の電子書籍を所有していたとしても、それは1台のタブレットに収まるだろう。個人的にどんな本も出来るだけ電子書籍として所有したいと思ってはいるが、欲しい本が常に電子書籍となっていることは少ない。

紙と電子書籍のどっちを買いたいかというと、もちろん電子書籍と言いたいところだが、読み終わった後に頭の中に残っているのは、圧倒的に紙のほうだという実感があり、紙の有利も捨てがたい。紙とディスプレイで、何かしら人間にとって記憶への残りやすさ、視覚への刺激の観点で何らかの違いから生じるものなのか、単純に今まで紙の本に接してきた経験が圧倒的な故に紙から情報を得ることに脳の神経回路が最適化されているのか。現時点で、全く理由は分からないが、気にはなることではある。

ただ、実証研究では、やはり電子書籍群よりも紙本群のほうが記憶に残っているという結果があるらしい。

とはいえ、漫画や小説は、電子書籍でいいかなと思っている。というのも小説は、仔細を記憶しておく必要はないし、漫画は気軽に読めることが重要なので、電子書籍に向いているコンテンツだと思っている。技術書は、なかなかどっちが良いというのが決めづらい。

また電子書籍と言っても、フォーマットが固定レイアウトかリフローかと二種類あり、最近だと固定レイアウトがやっぱり読みやすいように編集している紙面で読めるため、リフローのときのより読みやすいと思っている。ただし、固定レイアウトでもKindleだと形式はどうやらJPEGのようなのでフォントが滲んて読みづらいという問題があり、固定レイアウトでもPDFが良いなと思う。

日銀資産がGDP超えた件

▼日銀の資産 553兆円余 GDPの額を上回る | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181113/k10011709341000.html

これGDPの額を超えたからどうしたのかと経済学とかその辺りのことが全く分からず思ったのだが、いくつかサイトをのぞいてみて、なるほどなと思ったのでメモ的に書き残しておこうと思い書き残しておく。

まず、日銀はお金を刷るところ。刷ったお金をどうやって世の中に出してるかと言うと、日銀が国債を銀行から買い取って、銀行にお金を渡すことで、銀行は会社などにお金を低金利で出せるようになる、と。会社にお金が入ると従業員の給料が上がって、消費が増え、物価が上がる、と。

この物価を上げるために日銀は量的金融緩和と呼ばれる施策を行っているらしいが、思うように物価上昇していないとのこと。量的金融緩和っていうのが、主に国債の買い取りらしい。したがって、日銀の持つ国債が増えるので、日銀の資産も増えていくという構造らしいことが分かった。ただ、日銀が大量に買い込むことで国債市場が健全に働かないのではという懸念、日銀の金融政策が効果的では無いという問題ということがあるようだ。

アレルギーとバケツ

花粉症や食物アレルギーについて、誰もが発症する可能性があり、発症するかしないかはバケツがいつ溢れるかによる、と本当かどうか分からない俗説を聞く。つまり、バケツに水がたまっていき、溢れるタイミング、それこそがアレルギー反応が出てくる時であると。一見、アレルギーってそんなものかと思ってしまう分かりやすいような説明だが、実際のところどうなのかと不思議に思ってしまう。 というのも、人には不要なものを体外へ排出する機能が備わっている。そのため、バケツにひたすら水が溜まっていくようには、ならないのではないかと疑問に思うわけだ。

アレルギー反応が出るとは、どのようなことなのかと調べると、体内へ入ってきた物質(基本的にはタンパク質)が、IgE抗体と呼ばれる抗体と反応し、化学物質が生成され、それらが体へ影響を及ぼし、皮膚の発疹をはじめとする症状が現れるとのこと。

アレルギー症状の出る仕組みを調べても、なかなかバケツのイメージが説明はつかない。抗体と反応するトリガーが何か良く分からない。このトリガーが、ある一定量蓄積されてからなのか、閾値に関係なくランダムなのか、そこが解決しない。

食物アレルギーに関しては、加齢により消化器官の発達し、免疫学的寛容と呼ばれる動きで、これまでアレルゲンであった食べ物が、アレルギー症状を引き起こさなくなることはあるようだ。しかし、花粉によるアレルギー症状については、そもそも人間に花粉の吸収を調整するような要素が無いために、先の免疫学的寛容という仕組みは働かず、自然に治るということがあまりないという。

食物アレルギーや花粉症といったアレルギー症状が、蓄積によって引き起こされるのか、突然何かのタイミングで引き起こされるのか、まだまだ疑問を解決するには調べ方が足りない気がする。

電子書籍をタブレットなどで読む

この記事は、iPhoneAndroidタブレット電子書籍を読むためのハウツーを自分用にまとめた。

電子書籍

ここでは、電子書籍kindleストアで買えるもの、PDF形式のもの、mobi形式(これはkindleの形式らしい)、ePub形式のものを想定する。

どのアプリで読むか

電子書籍を読む方法として、2つを想定する。

  • Kindleで読む
  • Playブックスで読む

Kindle Storeで買ったものは自動的に配信されるので、Kindleで読むに分類される。それ以外に、ePubやPDFで買った場合について、どっちで読むか考える。

基本的には、iOSAndroidのどちらでもアプリが公開されているKindleで読むことを考えた方が利便性が高いと思う。しかし、ファイルサイズが50MBを超える場合は転送ができなかったりするので、以下のようなフローが考えられる。

  1. ePub形式でファイルサイズが25MBより小さい場合は、mobi形式に変換して、Kindleで読む
  2. PDF形式でファイルサイズが50MBより小さい場合は、Kindleで読む
  3. PDFまたはePub形式でファイルサイズが50MB以上の電子書籍は、Playブックスで読む

Kindleで読む

まずiOSAndroidの両方で提供されているKindleアプリで読む方法について。アプリで読むことができる形式として、

  1. Kindleで買った本
  2. PDF
  3. mobi形式

などがある。詳細については、公式ページ(Amazon.co.jp ヘルプ: Kindleパーソナル・ドキュメントサービス - https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/ref=kinw_myk_pd_ln?ie=UTF8&nodeId=200767340)。

そして、これらを読むためには、ファイルを転送しておく必要がある。Kindleで買った本については自動的にダウンロードできるのでおいておいて、PDFやmobi形式のファイルを転送するためには、事前にSend-to-Kindleサービスで、自身のE-mailアドレスを登録しておき、発行されたアドレス宛に添付ファイルとしてメールする必要がある。注意すべき事項として、ファイルサイズは50MB以下である必要がある(詳細:Amazon.co.jp ヘルプ: Send-to-Kindle Eメールアドレスの使い方について - https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201974220

mobiへの変換

技術評論社電子書籍は、フォーマットがePubとして購入ができる。ただし、Kindleはmobi形式の電子書籍しか転送して閲覧することが出来ない。なので、ePubからmobiに変換する必要がある。

変換方法は、Kindle PreviewerというWindowsアプリケーションを使う方法と、KindleGenというコマンドラインツールを使う方法がある。詳しい変換方法は別のブログに譲ることにするが、だいたい変換することでファイルサイズが2倍になるとのこと。

次に、転送方法だが、専用のメールアドレスに送付する方法と、Dropboxなどのオンラインストレージサービスを使う方法、そしてAndroidの場合にUSBケーブルをPCと端末をつなぎ、Kindle用のディレクトリへmobiファイルを直接転送する方法がある。

KindleGenを使った変換方法を簡単に記載しておく。

Amazon.com Message - https://www.amazon.com/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=1000765211

  1. 上の公式サイトからKindle Genをダウンロードし解凍する 2 (オプション)解凍したフォルダを適当なフォルダ以下(例えばC:\Program Files\)に移動し、パスを通す
  2. コマンドプロンプトを開く
  3. >kindlegen.exeと実行する(パスが通っている場合;通っていない場合はフルパスで実行する)
  4. 使用方法が出力される
  5. 実際の変換は「>kindlegen.exe <input file>.epub -o <output file>」とし、実行する

Playブックスで読む

Android端末限定になるが、GoogleのサービスであるPlayブックスを使って読む方法。利用の方法は簡単で、

  1. 公式サイトにアクセス:Google Play
  2. ファイルをアップロード

すれば良いだけ。ただ、こっちの場合は、PDF及びePub形式のファイルしかアップロードすることが出来ない(jpegなども対応しているようだ)。

fitbitで睡眠時間の計測

睡眠時間を長く取っても、寝起きにつらさが残ってしまって、どうしてなのだろうという疑問から、睡眠時の質について計測をしたくてfitbitを購入した。

数ヶ月使ってみて、睡眠の質を記録してきた。毎朝起きたタイミングで自分の体調、体がだるいのか頭がぼんやりしてるのか、目が痛いのか等を記録した上でfitbitで記録された睡眠ステージを見て、どの睡眠ステージが長ければ、寝起きが良く、そして一日中眠気がこなかったり集中力が持続するのかを分析した。

まず、睡眠ステージの記録をみてきて、睡眠時間を長く取っても、浅い睡眠の時間が長くなるだけで、深い睡眠やREM睡眠の時間が長くなったりするわけでは無いことが分かった。そもそも、fitbitでは睡眠ステージをどのように分類しているか?

Androidタブレット購入

iPad Air2を使ってたが、そろそろiOSに飽きてきていたのと、Android端末の使い勝手というものに興味があったので、この機会にiOSからAndroid OSへ乗り換えてみようと思った。Androidに変えるなら、電車内などで電子書籍が読めつつ、片手で持てるサイズのタブレットが良いだろうと探していたところ、ちょうど5/18発売のHuaweiのMediapad M5を見つけた。

使い勝手

FGOのサブ垢の操作感は、メイン画面の操作感やクエストの選択などについては、iPhoneと遜色ない。ただ、サーヴァントの宝具演出で、画像などの読み込みが入ってしまうのか1秒未満くらい止まってしまう感じがある。しかし、宝具演出自体は特にカクついたり、音声がずれて再生されなかったりということはない。

Kindleで漫画や技術書を読むのもなかなか快適。dpiが高いので、比較的解像度の低い固定レイアウトの電子書籍でもある程度満足して読めるので、気に入っている。

2018年初夏ラップトップ

MBP 2015 earlyのディスプレイコーティングが剥がれて見窄らしいことになったことと、最近WEBを見ていて動画などフルHDが当たり前になったりして2コアのCore i5では処理が100%までにいかなくてもかなり重くなってしまうため、新しいノートパソコンを探していた。

いまの知識で自分にとって何が最適かということを書き出してみると以下。

こういった条件で探して行くと、ほぼ全てのメーカー製品でキーボード配列でNGとなってしまう。 筐体はhpが良いのに、キーボード配列が選べない。かと言って海外版のhpのラインナップに日本と同じモデルが存在しないなど、もどかしい思いを抱く。

色々と探して、全てを満たすのはVAIOのオーダーメイドだったので、VAIO S13を購入した。

多少使ってみて思うのは、やっぱりWEB見ててももたつくこともなく、ディスクも高速なこととWindows10の起動が速くなったことで非常にストレスがないと言うこと。ただ、パームレストの部分が汚れやすいという欠点があり、そこが不満点かなと。加えて、そのパームレストの汚れや、キートップの隙間、トラックパッドの隙間に入ってしまったホコリが気になってしまう。これは購入前には気付けなかった。

あとは筐体の問題ではなくWiindows10の不満点だが、Windows Updateの仕組みが変わってしまって、ポリシーの変更をしても一定時間で自動的に再起動されてしまうという仕様になってしまったのは不便だと思う。古いパソコンでは、Windows 7 Proを使っているのだが、こちらはユーザが明示的に「再起動」を選択しない限り、いつまでも待ってくれるので、Windows 10Proでも仕組みが同じなんだろうなと勝手に思ってしまっていた。

要は、慣れの問題でもあるのかなという感覚もあるので、これから少し使ってみて、どうなるか待ってみようかと思っている。