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ちりはつもれど ちりぬるを

読書

『動かして学ぶGit 入門』読んだ

これまでつまみ食いで、必要な時に必要なコマンドをググって使っていたので、もうちょっと体系的にgitについて学びたかったので読んだ。 割と良かった。 これまで作業ツリー、ステージング、リポジトリの概念が分かってなかったけど、読む前よりイメージが掴…

フレッツ光が引けなかったのでWiMAX +5Gを契約

新居でフレッツ光を引くことが困難だったため、Try WiMAXをやって十分な速度が出るなと検討した上でWiMAX +5Gを契約した。WiMAXの良い噂をあまり聞かないので不安があったけど、杞憂だったという話。 新居には無料インターネットが付属していたが、もともと”…

『Docker/Kubernetes実践コンテナ開発入門』読んだ

日常的にDockerを活用してないのでDockerの情報が追えておらず知識が古くなってしまいがちなので、最近の情報をキャッチアップするためにも買って読んでみた。 本書は、2018年の初版を大幅改訂した"改訂新版"ではあるが、ぼくは初版の方を読んでいない。 意…

『メール技術の教科書』読んだ

www.seshop.com ちょうど1ヶ月前くらいに話題になった神奈川県立高校の出願システムからGmail宛メールが届かない問題。そのタイミングでこの本の発売が発表されたのは、何というかグッドタイミングというか、たぶん神奈川の件で気になってこの本を買ったよう…

『Efficient Linuxコマンドライン』読んだ

本書は、多くのディストリビューションで標準となっているbashを使ったコマンドライン作業をより効率的に行えるようになるために必要な基礎知識を解説した本。 「Linuxでの読者のコマンドラインスキルと次のレベルに引き上げ、より速く、より賢く、より効率…

『Goならわかるシステムプログラミング』読んだ

2020年から低レイヤー(OS・カーネル)を学んでいて、ちょうどその頃はGolangに手を出したのもあって、一石二鳥な本だなと思って第1版を買ったものの、そのときはインターフェイスの理解が浅すぎたこともあり、io.Reader, io.Writerの章が殆ど分からず挫折し…

『Go言語Webアプリケーション開発』読んだ

本書の構成は2部構成で、1部の1章~12章ではGolangを使ったWebアプリケーション開発に関する知識やTIPSについて解説を行い、13章からの2部ではWebアプリケーション開発をハンズオン形式で行っていく。 作るWebアプリケーションは、表紙にも書いてあるとおり…

読んだGolang本の感想

9月に『初めてのGo言語』と『実用Go言語』を読んだので、Golang入門者のレベルからみてのレビューもとい感想。 まず2冊とも、Golangの基礎文法から説明している、プログラミング入門者向けの易しい本ではない。 もちろん初心者を阻んでいるわけではなく、2冊…

iPadで電子書籍を読む

2018年にタブレット端末を買った時に、技術書をPDFやKindleで読むために色々考えてみたものの、自分なりにしっくりくるスタイルが確立できなかったため、基本的に技術書は紙の本で読むことにしたんだけど、iPad miniを使って現時点では最も良さそうなPDFの技…

『フロントエンド開発のためのセキュリティ入門』読んだ

タイトル通り、フロントエンドつまりブラウザ内でのセキュリティ対策について入門者向けに解説した本。 ここ3年以上、TCP/IPなどのネットワークレイヤーやOSの仕組みなどのいわゆる低レイヤーと言われる技術要素について、ずっと勉強してきて、そろそろレイ…

今月読んだ本

ここ数ヶ月、bashを使う機会が多くなったのと、モダンLinuxを読んでシェルをzshに変えたものの微妙な挙動の違いでトラブルを招きやすいためbashでいいやと思い直し、やっぱりbashは色々なディストリビューションのデフォルトのシェルであるため、知識として…

『エラスティックリーダーシップ』読んだ

ずっとAmazonの欲しいものリストに入れてて、今回読もうと思ったら在庫切れになってて、プレミア価格になってて悲しかった。でも図書館にあったので助かった。 内容はかなり良かった。 チームの状態には サバイバルフェーズ 学習フェーズ 自己組織化フェーズ…

『入門モダンLinux』読んだ

結構楽しみにしていたので、積読が他にも沢山あるのにも関わらず真っ先に読んだ。が、勝手に「モダン」って言葉から最新のLinuxに関する色々な細かい話が読めるものだと早とちりしてしまってたらしく、期待してたような内容ではなかった。 この本で言うとこ…

『モノリスからマイクロサービスへ』読んだ

数日前にWEB+DB PRESS Vol.132の第三特集「コンテナ化実践ガイド」を読んで、読まなきゃなと思ったので、積読してたのを引っ張り出して読んだ。 購入当時、あまり内容を気にせず購入したこともあって、内容はマイクロサービスに関して解説をしたものではなく…

WEB+DB PRESS Vol.132読んだ

第一特集「オブジェクト指向神話からの脱却」が面白そうと思って購入したけど、それよりも第三特集「コンテナ化実践ガイド」が興味深かった。 Backlogのシステムをモノリスからマイクロサービス化した経験をもとにコンテナ化するにあたって、コンテナ化に伴…

『LINUXシステムの仕組み』感想

評価:★★★☆☆ Linuxを運用管理するユーザ向けの本で、なんらかのディストリビューションをある程度触った後に読んだほうがためになる本だと思った。 入門書として、まず手始めに読むのは、少々厳しい気がした。 本当の意味での初心者は、「Linuxの絵本」、「…

「Python FlaskによるWebアプリ開発入門」読了

「Python FlaskによるWebアプリ開発入門」を読んだ(実装し終えた)ので、簡単にレビューをば。 内容を一言で Flaskを使ってWebアプリケーション開発というテーマで、物体検知アプリの作成、テスト、Web APIの実装、そしてサーバレスアプリケーションとして…

『仕事術図鑑』読んだ

要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑 (サンクチュアリ出版)作者:F太,小鳥遊サンクチュアリ出版Amazon うまくやるためどうたらいいのかについて、全く見当がつかない人向けのための手始めにこれをやると良いよと書いてある入門書(?)。ぼく…

『OSコードリーディング』読了

2021/2/13に読了。最近、読んだ本の管理にブクログを使い始めてみたけど、あっちは本の管理だけに使って感想は基本的にブログに残した方がなんとなく良さそうと思った。ただ、ブログに書き残すまでもない感想は、ブクログの方に書いていたりして、使い分けも…

『失敗の本質』読んだ

この本は、だいぶ有名な本(だと思う)なので、存在を知ってから結構時間が経ってしまって、知った切っ掛けが何だったのかは記憶から消えてしまった。そんな感じで忘れていたのに、なぜいまさら読んだのかというと、最近日本のソフトウェア産業がなぜ弱いの…

『プロセッサを支える技術』読了

本書は、初版が2011年で、もう10年前の本(それ以降版は重ねられていない)である。この10年の進歩からみると、古すぎるのではないかという気がして読めずにいた。ただ、そう思って読まないより、本書の内容をベースにして、2020年までの進化を追ってく感じ…

『職場の問題地図』読了

初めて図書館の取寄サービスを使ってみた。近くに図書館の分館があるのにも関わらずなんだかんだ理由をつけて利用していなかったが、ようやく利用者登録をして、取寄サービスを使った。 職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方…

『偶然の統計学』読了

本の整理をしていたら7〜8年くらい前に買って途中まで読んだと思っていた本が発掘されて、続きが気になったので読んだ。 「偶然」の統計学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫〈数理を愉しむ〉シリーズ)作者:デイヴィッド・J・ハンド早川書房Amazon 奥付けを見…

読んだ本の話

8月に入って読んだ本の話。 思考と行動における言語作者:S.I.ハヤカワ岩波書店Amazon 2年以上前に購入して序章を読んだまま、本棚に眠っていた。買って積んである技術本をそっちのけで、この本が気になってしまって一気読みをした。2年間も寝かせておいたせ…

『ストレージの原則と技術』読了

去年9月に買っておきながら、そのままKindleのライブラリの中で埋まっていた本をようやく読み終えた。 IT技術者なら知っておきたい ストレージの原則と技術作者:EMC Education Services発売日: 2013/02/15メディア: 単行本(ソフトカバー) FC SANなどの各技…

『コンピュータアーキテクチャ技術入門』再読

2018年位に買って読んでたが、最近またCPUについて触れることがあったので、再読した。 コンピュータアーキテクチャ技術入門 ――高速化の追求×消費電力の壁 WEB+DB PRESS plus作者:Hisa Ando発売日: 2018/11/14メディア: Kindle版 CPU、GPU、メモリ、ストレー…

『行動を変えるデザイン』の読書

先月読んでいたけど、ブログに書き起こしてなかったことを思い出してざっくりとメモ。 行動を変えるデザイン ―心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する作者:Stephen Wendel発売日: 2020/06/11メディア: 単行本(ソフトカバー) 第I部のみを読んだ…

『RealWorldHTTP第2版』を読み終えた

6月中に読んでおきたいと思っていた本。 Real World HTTP 第2版 ―歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術作者:渋川 よしき発売日: 2020/04/21メディア: 単行本(ソフトカバー) OSI参照モデルにおいて、2層、3層に関するプロトコルについては本を何冊…

"What's Got You Here Won't Get There"

マネジメントキャリアパスに推奨参考書図書としてあげられていたので、買って読んだ。 コーチングの神様が教える「できる人」の法則作者:ゴールドスミス,マーシャル,ライター,マーク発売日: 2007/10/01メディア: 単行本 原題は"What's Got You Here Won't Ge…

『暗号技術入門』を読み終えた

なんでこの本を読もうと思ったかと言うと、ふと気になってTLSって普段から使ってるけど、実際に仕組みといえばRSA暗号を使った公開鍵暗号しか知らないな?それに公開鍵で暗号化して、秘密鍵で復号化する、程度の認識しか無いなとふと思ったから。それで、TLS…