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ちりはつもれど ちりぬるを

DimirYorion供養

今月末でゼンディカーのシーズンが終了するので、お世話になったDimirYorionのデッキを供養したい。

とはいえ、デッキのリストは末尾に記載するとして、デッキについて何を書いたものか。12月以降は、このデッキをかなり使ったように思う。デイリーミッションをこなした後は15戦までの報酬全て貰うまでプレイしたり、それ以上にデッキを回していた。

BO1のランクマッチでは勝率48%くらいしか記録していない。ほぼフリプでデッキを回していて、ファンデッキの一種だと思う。

ランクマであんまり勝てはしないが使っていて楽しかったので、ずっと使っていた。

感想

  • 盤面を見ながら次の手をどうするか選択する、もしくはできることがコントロール握ってて大事だと使ってて思った。なので、精神迷わせの秘本やヴァントレス城が結構便利だった。青対面の場合、相手の打ち消しを警戒して場が硬直するフェーズがあるので、そのために這い回るやせ土地が引けると結構嬉しかった。こいつを育てていると、顔を殴るふりをして相手に打開を強要できるし、相手がウギンやらを出してきても安心感がある。
  • アショクから出たトークンの能力で相手の強力なカードが追放領域に落ちて、-7の忠誠度能力が発動できるとほぼ勝てるが、基本的にウギンを出すためのオトリという目的が強い気がした。出しても結構除去されたり殴られて落ちるので。
  • サメ台風は、マナが余りまくったグダグダ長期戦のときに設置する感じで、基本的にトークン生み出す目的でサイクリングする感じ。トークンも出来れば2/2以上で出したい気持ちでいた。
  • 塵へのしがみつきが、Dimir Rorgueが流行っていた時期でもあったので、結構活躍してくれた。ただ、Rogue対面ではあまり勝てないので、早々に投了することが多かった。
  • 絶滅の契機は強力だけど、4マナなのでなかなか相手の生物を場に出させてからまとめて除去しないとコストがペイできないし、使い所が難しかった。後何ターンでライフが削られて終わるかとかを考えて打たないといけないし、絶滅の契機使って相手の1〜2枚を落としても美味しくないし。とはいえ、緑相手で5マナ以上の生物を1枚落とすためだったら全然1:1交換でも良いかなと思った。

マッチアップの話

  • Gluul Adventure
    • 勝てたり勝てなかったり。
  • Temur Ramp
    • あまりマッチしなかったので記憶にない。こっちが全然マナ伸びずに相手にガンガン伸ばされると無理(そういうデッキなのでそりゃそう)
  • Dimir Rogues
    • ほぼ投了。時間の無駄感が強い。
  • Mono Green Food
    • グレートヘンジの設置を防げれば意外になんとかなる。ので、相手がそれを置けるターンを予測して極力打ち消しを気軽に打たないようにしてた。
  • Momo Red Aggro
    • 熱烈な勇者2枚、義賊の構成が3t目で完成したら勝てない。奇数域が多いので、絶滅の契機で一掃したら勝てる
  • Momo White Aggro
    • 天界の語り部、光輝王の野心家あたりが序盤で揃ったらあんまり勝てない。ウギン出せば100%勝てるので、そこまで試合を長引かせるように動くしかない。
    • 3マナのヘリオッド、バスリ・ケト、スカイクレイブの大鎚、リンデンあたりが揃うと無理。
    • 4マナだとフェリダーの撤退が設置されると無理
  • ボロスサイクリング
    • 2マナの生物がメインなのでそいつらを除去できて、4マナの天頂の閃光に気をつければ良いけど、相手がサイクリングでカードを引きまくって相手の生物展開にこっちの除去が揃わなかったりするので、結構負けるし時間の無駄だったという試合が多い。
  • Mono Black
    • スカイクレイブの影がうざいくらい。
  • 変容デッキ
    • 変容で土地を伸ばされたり、スターリックスあたりが強くて、勝てない。

マリガン戦略

この時期に書いてどうするという話は置いておいて、今度の自分のために記録だけしておく。

先手

  • 土地3枚、2マナ域から2枚、3マナ域から2枚が理想のバランス
  • 2マナ域では、打ち消し系か無情な行動など除去が入っていれば良い。
    • 海の神のお告げや精神迷わせの秘本も先手であれば良い。その場合、除去もハンドにあるとベスト。
  • 3マナ域は、中和が1枚あると心強い。
    • エルズペスの悪夢は、ボロスサイクリング相手には結構便利だけど、2枚しか入ってないので初手で狙うものでもないし、もしボロスサイクリングのときに引けたら運が良いというくらい。
  • 4マナ域以上
    • サメ台風は実質4マナくらいでサイクリングするので除いておいて、アショク、ウギンは1枚あればよい。2枚以上あると結構しんどい。

後手

  • BO1では後手を引いたらあんまり勝てないので、マリガンでは2マナで打ち消しや除去出来るかどうかを重視してハンドは考えればいいかなと思った。
  • 土地2枚で、残りは2マナ域から打ち消しと除去が必要。
  • 4マナ以上のカードで、絶滅の契機、サメ台風以外は要らない。むしろ後手番で5マナがいると邪魔。

  • 上記はウギンが1枚入ってるけど、打ち消し除去がたくさんあるのでOK

リスト

スタンダードBo1用のDimirYorionリスト(ゼンディカーのシーズン)。

相棒
1 空を放浪するもの、ヨーリオン (IKO) 232

デッキ
2 悪夢の詩神、アショク (THB) 208
2 ヴァントレス城 (ELD) 242
3 清水の小道 (ZNR) 260
2 塵へのしがみつき (THB) 87
4 這い回るやせ地 (ZNR) 262
2 取り除き (M21) 97
2 エルズペスの悪夢 (THB) 91
2 本質の散乱 (IKO) 49
4 絶滅の契機 (IKO) 88
4 寓話の小道 (M21) 246
4 無情な行動 (IKO) 91
10 島 (KLR) 290
4 ジュワー島の撹乱 (ZNR) 64
4 精神迷わせの秘本 (M21) 232
3 否認 (ZNR) 71
4 中和 (IKO) 59
4 海の神のお告げ (THB) 58
2 サメ台風 (IKO) 67
4 真面目な身代わり (M21) 239
6 沼 (KLR) 293
2 欺瞞の神殿 (THB) 245
1 タッサの介入 (THB) 72
3 精霊龍、ウギン (M21) 1
2 ゼイゴスのトライオーム (IKO) 259