- だいぶ昔にESXiを入れようとして買っておきながら長らく放置していたHP Compaq Elite 8300 SFFにESXiをようやくデプロイした
- vSphere 7.0以降ではカスタマイズイメージが作れなくなったので、NICドライバーは標準でサポートされているものしか使用できない。今回ESXiホストとして利用するHP Compaq 8300 SFFのNICは、Intel 82579LMなので標準サポートの対象なので大丈夫
- ホストのスペックおさらい
- ESXiをデプロイする前に考えたこと
- SATA0の500GB HDDには、Windows10が入ってる。これを500GBのHDDを取り外して、余っている250GBの2.5インチSSDを変換マウンタに乗せて、ESXiのデプロイ先とする
- 空いている3.5インチベイに1TBのHDDを搭載して、データストアとして利用する。電源ケーブルは2本しか無いので、DVDドライブが使用しているものを外して利用する
- NICは、上述した通りサポート対象なので(たぶん)大丈夫
- リソースの懸念
- vCSは、最小サイズでも2vCPU、12GBメモリ、ディスク415GBが必要。ホストが16GBメモリしかないので、心もとない。ディスクは、Thin probisioningで作ってしまえば殆ど使わない(以前、Nested環境で作って確認済み)。メモリは、最小構成で作ったことがないので12GBでまともに動くかどうか不明)
- 実際にデプロイする
- VMware関連のISOを公式サイトからダウンロードしてくる
- 今回は、ずっと使い続けるわけではないので評価版ライセンス前提で、Enterprise PlusのvSphere ESXi 7.0U3とvCenter Serverを落としてきた。Enterprise Plusなのは機能制限なく、vSphereのフル機能が使えるから。
- DNSサーバを用意する
- ESXiのデプロイ
- すんなりといった。ただ、VT-xが有効になっていないと警告が出たので、BIOSから変更しておく
- ホストを起動するタイミングで、Escキーを連打して、表示されたメニューからComputer Setupを選ぶ。設定画面で
Security > System Security > Virtualization Technology (VTx) [Enabled]
として有効化する - あと起動ディスクがSATA0が上位に来ているので、SATA2を優先とする。しかし、Boot Orderを変えたのに変更が反映されずSATA0からWindowsが起動してくるので、HDDからケーブルを引っこ抜き物理的にロードできないようにした
- 設定画面も問題なく表示できるしOK
- 次にvCSをデプロイしていく
- VMware関連のISOを公式サイトからダウンロードしてくる
- 今後
- いま管理ネットワークなどを標準仮想スイッチで作ってしまっているので、分散仮想スイッチへ移行させたい
- ホストにNICを増設していろいろネットワーク周りをいじりたい。その場合、物理L2スイッチも欲しくなってしまうので、悩ましい
- 評価ライセンスは、60日しか使えないし、今のところあまりやりたいこともないので、インストール自体は問題なくできるのが確認できたし、放置しているかもしれない