'sqr'atch-note

ちりはつもれど ちりぬるを

TabbyからRloginへ

  • Windows環境でターミナルエミュレータは、最近だとTabbyを使っていたけど、Electron製のためメモリ使用量がデカ過ぎて流石に嫌になってきたので、前に検討していたRloginに乗り換えた。
    • Tabbyに乗り換える前はTeratermを使っていたけど流石にイケてないなって思ってたので、いろいろと検討して、その時RLoginも検討はしていたものの、見た目があまりモダンではないなと思って、結局Tabbyを選んだ。
    • Tabbyは、非常に接続先の設定がしやすく、接続先ごとにカラーテーマが選べてデフォルトで20~30種類あって、さらにリアルタイムでカラーを変更できるしで良かった。設定自体もYamlファイルなので別の環境への移動も非常にやりやすかった。
    • ただ、上に書いたようにメモリの消費がすごくて、3〜4つタブを開いて作業してると余裕で1GBを超えてしまう。単なるターミナルだし大した作業やってる訳ではないので、そんなにメモリ食わないで欲しい気持ちが強くなって、仕方なく乗り換えを決断した。実質中身がChromeだと考えれば、メモリをバカ食いするのも分かるけど、画像やJSといったコンテンツを処理してる訳ではなく、テキストが流れてるだけなのにも関わらずそんなにメモリを消費されても困ってしまう。
    • 最近だとメモリも安くて、16GB〜32GBくらいを積んでることもままあるだろろうし、その中の1〜2GBを消費したところで気にしなければ良いのだけど、やっぱりターミナルはメモリ消費が小さくあってほしい。
  • もう一つ不満点がTabbyにはあって、ターミナルのログを取ると、ANSIエスケープコードの処理があまいせいか、ログに制御コードが紛れ込んでしまい見づらい。なので、ちゃんとした(?)ログを取りたい時はTeraTermを使う必要があるというイマイチな状況だった。もちろん、多少見づらくても気にしなければ良い程度ではある。
    • OSSなので、自分で直しちゃえって思ってソース読んで、原因っぽい場所は見つけて手元でちょっと直してみたものの、根本的な解決には至らず。そんな簡単には直るのであれば、もうとうの昔に直ってるハズ。そもそもTSは読み書き出来ないから手を入れた箇所があってるのかも怪しい。
  • そういった訳で、RLoginに乗り換えることにした。数日使った感じでは、不便さはあまり無い。
    • ただ、設定変更周りにクセがあって、慣れるまでは難しかった。
    • 例えば、接続毎に設定が保存される仕様なので、別の接続を開くと設定が変わってしまうので、さっき設定したと思っていたものが入ってなかったりしてちょっと困ったり。あとは、Rloginは、Windows11での動作を正式はサポートしてないからか、ウィンドウ表示があまり見栄え良く無くなかったり。もしかしたら、11かどうかは関係なくsurfaceが高dpiな環境だからかもしれない。
  • Tabbyのようには気軽にカラースキームは切り替えられないけど、Rloginの場合は接続先の情報(接続先の名称やIPアドレス)を画面上に表示出来る上に、背景に画像も表示できるので、色を変える以上に区別しやすくなるんじゃないかと思った。