- 同人誌だと1000円くらいのイメージだから、2500円もするので、初見ではちょっとびっくりする。とはいえ、本書は500ページを超える大作だし、内容も素晴らしいので、おすすめできる
- 試し読みもあるので、どういう内容か雰囲気をつかめるし
- Go言語の基礎文法を抑えた後に、簡単なWebアプリケーションを作ってみた後に、次はどうすれば良いのか悩んでる場合に非常におすすめ
- 本書は、ブログサイトのWebアプリケーションを作っていく
- 他の本書レビューを見ると、本書で使っているgorilla/muxがアーカイブ化されているという記述があり、その時はアーカイブ化されているならgo-chi/chiを使えばいいやと思って特に調べていなかった
- しかし、最近だとメンテナーが見つかってアーカイブ化解除されているような雰囲気がする(あまり調べていない)
- とはいえ、gorilla/muxとgo-chi/chiのどちらも標準ライブラリのnet/httpとの互換性があるので、別にどっちを使っても変わらないのがいい
- 去年の同じ頃、クリーンアーキテクチャに関して、言葉は知ってるという程度で『詳解Go言語Webアプリケーション開発』を読んで、実際よく理解できず、その次にもう少し理解しようと『ちょうぜつソフトウェア』を読んだり、Udemyの動画も見て勉強してきたが、やっぱり十分に理解したという感覚は得られなかったものの、今回再び本書でクリーンアーキテクチャに従ったコードを書いて、ようやく理解できたように思う
- Goの文法は分かったし、ライブラリを使って、ちょっとしたプログラミングは出来るものの、何かが足りない気がする、というタイミングで本書を読んで、どう書けばより良いコードになるかの設計の考え方が分かったので、そういう意味でタイトル通りの良書だなという感想を抱いた
- 次はWebAPIの設計について勉強してこうかなーって思っている