'sqr'atch-note

ちりはつもれど ちりぬるを

『エラスティックリーダーシップ』読んだ

  • ずっとAmazonの欲しいものリストに入れてて、今回読もうと思ったら在庫切れになってて、プレミア価格になってて悲しかった。でも図書館にあったので助かった。

  • 内容はかなり良かった。

  • チームの状態には
    • サバイバルフェーズ
    • 学習フェーズ
    • 自己組織化フェーズ
  • という3つの状態があって、それぞれのフェーズにおいて、リーダーはどう振る舞う(リーダーシップスタイルをとる)べきなのかを解説した本。リーダーとして、チームを自己組織化フェーズに持っていくことが最終目的だと説く。しかし、どのフェーズだとしても、リーダーの役割は優れた人材が育つのを助けるのが基本の役割となる。
  • 第9章の影響パターンは、非常によかった。本書の中で一番ページ数が少ない章だけど、一番個人的に有益な箇所だった気がする。影響パターンには6つあり、ある人が〇〇しないという物理的な振る舞い(課題)に出会った時に、この6つの観点から何がネックになってるかと分析し、すべてを解消しない限りその行動は変えられないということ。この章で説明しているのは、メンバー(他人)の行動を変えるためにはどうすべきかという観点だったが、自分の行動や状況に対してもこのフレームワークは有効だと思った。