- ここ数ヶ月、bashを使う機会が多くなったのと、モダンLinuxを読んでシェルをzshに変えたものの微妙な挙動の違いでトラブルを招きやすいためbashでいいやと思い直し、やっぱりbashは色々なディストリビューションのデフォルトのシェルであるため、知識としての汎用性が高いこともあり、そして確実に今後10年以上は腐らないだろうと考え、積読していたこの2冊を読み終えた。
- これまでbashで出来るような簡単なテキスト処理もPythonを習得したいという思いから、ほとんどPythonで処理させてしまっていたけど、bashで出来てしまう処理はbashで、それ以上に複雑な処理はPythonでと使い分けていきたいとこの2冊を読んで思った。
- マスタリングLinuxシェルスクリプトは、bashの基本的な文法を解説しつつ、3分の1くらいの紙面を使ってsed、awkについて実践的な解説が書かれている本。
- サイバーセキュリティ対策の方は、システムが攻撃を受けているのかなどを調査するための目的でbashを使ってログなどのデータを解析し分析する活用方法が書かれている。
- こちらの本は、第3部のペネトレーションテストが非常に面白かった。bashだけでそこまで出来るのかという学びがあり、特にbashでTCP/UDP通信しリモートアクセスをするという箇所は、そんなこともできるのかという驚きがあった。