この記事は、iPhoneとAndroidタブレットで電子書籍を読むためのハウツーを自分用にまとめた。
電子書籍?
ここでは、電子書籍をkindleストアで買えるもの、PDF形式のもの、mobi形式(これはkindleの形式らしい)、ePub形式のものを想定する。
どのアプリで読むか
電子書籍を読む方法として、2つを想定する。
- Kindleで読む
- Playブックスで読む
Kindle Storeで買ったものは自動的に配信されるので、Kindleで読むに分類される。それ以外に、ePubやPDFで買った場合について、どっちで読むか考える。
基本的には、iOSとAndroidのどちらでもアプリが公開されているKindleで読むことを考えた方が利便性が高いと思う。しかし、ファイルサイズが50MBを超える場合は転送ができなかったりするので、以下のようなフローが考えられる。
- ePub形式でファイルサイズが25MBより小さい場合は、mobi形式に変換して、Kindleで読む
- PDF形式でファイルサイズが50MBより小さい場合は、Kindleで読む
- PDFまたはePub形式でファイルサイズが50MB以上の電子書籍は、Playブックスで読む
Kindleで読む
まずiOSとAndroidの両方で提供されているKindleアプリで読む方法について。アプリで読むことができる形式として、
- Kindleで買った本
- mobi形式
などがある。詳細については、公式ページ(Amazon.co.jp ヘルプ: Kindleパーソナル・ドキュメントサービス - https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/ref=kinw_myk_pd_ln?ie=UTF8&nodeId=200767340)。
そして、これらを読むためには、ファイルを転送しておく必要がある。Kindleで買った本については自動的にダウンロードできるのでおいておいて、PDFやmobi形式のファイルを転送するためには、事前にSend-to-Kindleサービスで、自身のE-mailアドレスを登録しておき、発行されたアドレス宛に添付ファイルとしてメールする必要がある。注意すべき事項として、ファイルサイズは50MB以下である必要がある(詳細:Amazon.co.jp ヘルプ: Send-to-Kindle Eメールアドレスの使い方について - https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201974220)
mobiへの変換
技術評論社の電子書籍は、フォーマットがePubとして購入ができる。ただし、Kindleはmobi形式の電子書籍しか転送して閲覧することが出来ない。なので、ePubからmobiに変換する必要がある。
変換方法は、Kindle PreviewerというWindowsアプリケーションを使う方法と、KindleGenというコマンドラインツールを使う方法がある。詳しい変換方法は別のブログに譲ることにするが、だいたい変換することでファイルサイズが2倍になるとのこと。
次に、転送方法だが、専用のメールアドレスに送付する方法と、Dropboxなどのオンラインストレージサービスを使う方法、そしてAndroidの場合にUSBケーブルをPCと端末をつなぎ、Kindle用のディレクトリへmobiファイルを直接転送する方法がある。
KindleGenを使った変換方法を簡単に記載しておく。
▼ Amazon.com Message - https://www.amazon.com/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=1000765211
- 上の公式サイトからKindle Genをダウンロードし解凍する 2 (オプション)解凍したフォルダを適当なフォルダ以下(例えばC:\Program Files\)に移動し、パスを通す
- コマンドプロンプトを開く
>kindlegen.exe
と実行する(パスが通っている場合;通っていない場合はフルパスで実行する)- 使用方法が出力される
- 実際の変換は「
>kindlegen.exe <input file>.epub -o <output file>
」とし、実行する
Playブックスで読む
Android端末限定になるが、GoogleのサービスであるPlayブックスを使って読む方法。利用の方法は簡単で、
- 公式サイトにアクセス:Google Play
- ファイルをアップロード
すれば良いだけ。ただ、こっちの場合は、PDF及びePub形式のファイルしかアップロードすることが出来ない(jpegなども対応しているようだ)。