'sqr'atch-note

ちりはつもれど ちりぬるを

『ムジュラの仮面3D』プレイしたよ

  • 年始にNintendo Switchの夢を見る島をクリアした勢いで、積みゲーになっていたムジュラの仮面3Dをクリアした。
  • きちんと記録したわけではないけど、総プレイ時間は大凡25時間くらい。
    • 並列でやれるイベントもあっただろうけど、そういうのを計画的にやらなかったせいで、あまり効率的にイベントをやれなくて3日間をイベント毎に繰り返していたから、ちょっと時間がかかってしまったかなと思う。
  • N64ムジュラの仮面の発売が2000年4月27日なので、22年近くかかってようやくクリアできたことになる。一応N64でもソフトは持っていたし、ちょっとだけプレイはしていた。ただ、今回3D版でプレイしてみると、最初のダンジョンでさえ見覚えがなかったので、N64は初めの3日間くらいまでしか進めてなかったんじゃないかなと思う。
  • ゼルダシリーズは大体好きで、さらにムジュラの仮面はダークな雰囲気が個人的には気に入ったし、もしかしたら今のところいちばん好きかもしれない。
    • 3日後に月が落ちてきて街が無くなってしまう状況の中、仕事を黙々とこなそうとする人たちや、早く逃げたがっている人、何処かみんな暗い影が落ちている雰囲気がとても好き。
    • BGMも明るいのはあまりない印象だが、それも良い。
  • ロマニー牧場も、BGMが寂しい感じ(←とても好き)で、しかしクリミアさんはちょっと影があるけど、ロマニーが明るくて、それがより一層あの牧場の雰囲気を寂しいものにしている気がした。ロマニーと一緒におばけ討伐するイベントは、楽しかった。
  • ムジュラの仮面のメインコンテンツ(?)は、クロックタウンの人たちの悩みを解決していくことだから、アンジュさんとカーフェイの最大の事件を始めとして、色々と解決していった。エンディングでお面屋から、あなたのお面には人々の思いが詰まっててたくさんの人々を幸せにしたとかなんとか言われたのは良かった。数ある事件の中でも、アンジュさんとカーフェイの話はやっぱりいちばん思い出深い。3日間に渡って色々準備をする必要があって大変だったから思い入れ深いというだけではなく、月の落ちる最後の日に二人がようやく再開して、世界が終わるその瞬間まで一緒に過ごせることが出来たっていうシチュエーションが良かった(爆発オチなんてサイテー!)。
    • エンディングでは、アンジュさんのウェディングドレス姿を見られて嬉しくて、ちょっと涙ぐんでしまった。
  • あと、時のオカリナのダンジョンも結構すごいなと思ったけど、ムジュラの仮面はそれ以上だった。何がすごいのかというと、ダンジョンがかなり立体的に作られているところ。これが20年前のゲームであることを踏まえると、かなりすごいなと思った。
  • 印象が強いダンジョンは、やっぱりグレートベイの神殿、そしてロックビルの神殿。
    • グレートベイの神殿は、ゾーラの仮面を被ってクリアする水系のダンジョン。時のオカリナの水の神殿は難しかったが、同じようにグレートベイも非常に難しかった。
    • というか、グレートベイの神殿の難易度は、それ以上なのでは?という気持ち。極めて難易度が高い印象
    • 水をモチーフにする神殿は、立体的に作り込めるので、構造が把握しづらくて難しくなる傾向があるのかもしれない。水の神殿は、水位を上げ下げして進む必要があるし、グレートベイの神殿は水中を進んでいくのだが、次の部屋の入口が部屋の中層や下層にあって、移動や位置の把握が難しかった。
    • さらに、そもそものゾーラの水中移動の操作が難しくて、さらに難易度を上げていたのではと思う。
    • ロックビルの神殿は、ダンジョンへの入り方とダンジョン内部の両方が面白かった。入り口までの道のりは、ボタンを押している間だけ足場となるブロックが移動してきて、道が出来るという仕掛けで、動いてくるアニメーションが結構面白かった。例えるなら、天空の城ラピュタの内部にあったブロックの感じ。3Dを目一杯使ってる感じで登っていて楽しかった。
    • ダンジョン内部も、入り口までと同様に「ぬけがらのエレジー」で自身の分身像を使って、ボタンの重しにしてギミックを進んでいく。中でも、ダンジョン全体がまるごと回転っていうギミックは、ダイナミックで非常に面白かった。