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ちりはつもれど ちりぬるを

『仕事術図鑑』読んだ

うまくやるためどうたらいいのかについて、全く見当がつかない人向けのための手始めにこれをやると良いよと書いてある入門書(?)。ぼくの場合はすでにある程度の方法論が確立されてて、あんまり参考にならなかった。標準化大好き人間なので、まず手順を整理してしまうから、本書に書いてあるようなアドバイスはすでに自分で解決済みだった。

「Core Keeper」感想

  • Stardew Valley、Terraria、Euro Truck Simulatorなどを買ってもほとんどプレイしてなくて(なぜ買った)、プライ時間1時間もしていれば良い方だった。そんな中、ハクスラ系をかなりマメにチェックしている友人から、Discordでこのゲームを教えてもらい、PVとユーザの実況プレイをちょっと見てみて、インディーズゲームらしからぬ完成度をみて興味が湧き購入。ドはまりしてしまい、朝5時に起きて夜21時位までぶっ通しでプレイする感じで土日を潰してまでプレイするほどハマった。結果、36時間くらいプレイ。
    • マルチプレイヤーでプレイできるから普通は複数人で探索するのだろうが、一人でコツコツやったので異常に時間がかかってしまった。途中、Hive Motherが一人では倒せなくて手伝ってもらったが、それ以外のボス(スライムとイモムシ)は一人でなんとかした。
    • これは36時間経過後の探索マップ。
  • キャラクターや世界のドット表現、火の光の表現、壁を掘る体験、使いやすいUI/UX、邪魔にならない程度のBGMなどすべてが完璧にマッチしており、非常に良かった。これが1300円前後で買えてしまうのは、価格破壊が過ぎるのでは?と思う。
  • 初めて本格的なハクスラをプレイしたことと、Core Keeperがアーリーアクセス版ということもありチュートリアルはなく、ちょっとしたオープニングがあったあとに、フィールドに放り投げられてしまって、どうすれば良いのかと始めは途方に暮れてしまった。
  • ひとまず、初期地点周りの壁を掘って、拾ったいろいろな種で野菜や花を育てたりとかはしてみたが、流石にこれだけじゃつまらなかったから、もっと探索範囲を広げてみたら、いきなりスライムに襲われてキルされてしまう。
    • スライムなので普通に殴っていれば勝てるだろうと思って戦いを挑んだら、スライムの攻撃1回で1/3くらいHPが持っていかれて、ゲームバランスおかしいだろとこのときは思った。その他にも、別方面に掘っていっていたら、いきなり魔法弾を打たれて即死などを経験。
  • 敵が強くて探索できず行き詰まったりはしたが、ゲームを楽しみたかったので、攻略サイトを見て効率的な攻略や、他の人のプレイングを見るのは極力避けたかったのだけど、ハクスラが初めてのためお作法がわからず、結局、冒険の始めにやることの解説動画をYoutubeで見た。
  • 動画曰く、ひとまずスタート地点周りの粘土層から採掘できる銅の武器、装備を一式揃えて、体力を回復するための食料を揃えてボススライムに挑むという感じで進めばよいという話で、装備自体はすぐに作れたので、ひとまず巨大スライムに挑んだら、ボスはボスでやっぱりバランスおかしいくらいめちゃめちゃ強くて、相当数負けてしまった。マルチプレイヤー想定の強さなのかもしれない。
  • なんとかスライムのボスをアイテムの力を借りて倒したあと、何となくどうやればいいかが分かってきたので、残るボスを倒すために武器や道具を揃えるのを目標に色々鉱石を掘ったり、回復アイテムを作るために野菜を作ったりと攻略していった。
  • フィールドが信じられないくらい広い上に、ワープっぽい装置がないことで、移動に非常に時間がかかってしまったため、移動ポータルがほしいと思った。ただ、鉄道を引いてトロッコという移動手段が用意されているものの、やっぱり素材が沢山必要だったり、大変なので最後まで徒歩で移動をしていた。というか、特定の拠点を中心にして探索をしていたので、結構長い距離を行ったり来たりして、そもそも非常に非効率なことやってたなと思う。
  • そんなこんなで、ボスを全員倒すことを目標にして、探索して装備を整えてたりしていたら、36時間も経ってしまっていた、というくらいにプレイに操作などでストレスはなくて非常に考えられてるなと感じた。

『ムジュラの仮面3D』プレイしたよ

  • 年始にNintendo Switchの夢を見る島をクリアした勢いで、積みゲーになっていたムジュラの仮面3Dをクリアした。
  • きちんと記録したわけではないけど、総プレイ時間は大凡25時間くらい。
    • 並列でやれるイベントもあっただろうけど、そういうのを計画的にやらなかったせいで、あまり効率的にイベントをやれなくて3日間をイベント毎に繰り返していたから、ちょっと時間がかかってしまったかなと思う。
  • N64ムジュラの仮面の発売が2000年4月27日なので、22年近くかかってようやくクリアできたことになる。一応N64でもソフトは持っていたし、ちょっとだけプレイはしていた。ただ、今回3D版でプレイしてみると、最初のダンジョンでさえ見覚えがなかったので、N64は初めの3日間くらいまでしか進めてなかったんじゃないかなと思う。
  • ゼルダシリーズは大体好きで、さらにムジュラの仮面はダークな雰囲気が個人的には気に入ったし、もしかしたら今のところいちばん好きかもしれない。
    • 3日後に月が落ちてきて街が無くなってしまう状況の中、仕事を黙々とこなそうとする人たちや、早く逃げたがっている人、何処かみんな暗い影が落ちている雰囲気がとても好き。
    • BGMも明るいのはあまりない印象だが、それも良い。
  • ロマニー牧場も、BGMが寂しい感じ(←とても好き)で、しかしクリミアさんはちょっと影があるけど、ロマニーが明るくて、それがより一層あの牧場の雰囲気を寂しいものにしている気がした。ロマニーと一緒におばけ討伐するイベントは、楽しかった。
  • ムジュラの仮面のメインコンテンツ(?)は、クロックタウンの人たちの悩みを解決していくことだから、アンジュさんとカーフェイの最大の事件を始めとして、色々と解決していった。エンディングでお面屋から、あなたのお面には人々の思いが詰まっててたくさんの人々を幸せにしたとかなんとか言われたのは良かった。数ある事件の中でも、アンジュさんとカーフェイの話はやっぱりいちばん思い出深い。3日間に渡って色々準備をする必要があって大変だったから思い入れ深いというだけではなく、月の落ちる最後の日に二人がようやく再開して、世界が終わるその瞬間まで一緒に過ごせることが出来たっていうシチュエーションが良かった(爆発オチなんてサイテー!)。
    • エンディングでは、アンジュさんのウェディングドレス姿を見られて嬉しくて、ちょっと涙ぐんでしまった。
  • あと、時のオカリナのダンジョンも結構すごいなと思ったけど、ムジュラの仮面はそれ以上だった。何がすごいのかというと、ダンジョンがかなり立体的に作られているところ。これが20年前のゲームであることを踏まえると、かなりすごいなと思った。
  • 印象が強いダンジョンは、やっぱりグレートベイの神殿、そしてロックビルの神殿。
    • グレートベイの神殿は、ゾーラの仮面を被ってクリアする水系のダンジョン。時のオカリナの水の神殿は難しかったが、同じようにグレートベイも非常に難しかった。
    • というか、グレートベイの神殿の難易度は、それ以上なのでは?という気持ち。極めて難易度が高い印象
    • 水をモチーフにする神殿は、立体的に作り込めるので、構造が把握しづらくて難しくなる傾向があるのかもしれない。水の神殿は、水位を上げ下げして進む必要があるし、グレートベイの神殿は水中を進んでいくのだが、次の部屋の入口が部屋の中層や下層にあって、移動や位置の把握が難しかった。
    • さらに、そもそものゾーラの水中移動の操作が難しくて、さらに難易度を上げていたのではと思う。
    • ロックビルの神殿は、ダンジョンへの入り方とダンジョン内部の両方が面白かった。入り口までの道のりは、ボタンを押している間だけ足場となるブロックが移動してきて、道が出来るという仕掛けで、動いてくるアニメーションが結構面白かった。例えるなら、天空の城ラピュタの内部にあったブロックの感じ。3Dを目一杯使ってる感じで登っていて楽しかった。
    • ダンジョン内部も、入り口までと同様に「ぬけがらのエレジー」で自身の分身像を使って、ボタンの重しにしてギミックを進んでいく。中でも、ダンジョン全体がまるごと回転っていうギミックは、ダイナミックで非常に面白かった。

超音波式加湿器を使ってみた感想

  • 去年の12月、いよいよ本格的に冬になって乾燥も酷くなってきたから、部屋を加湿したいと思ったが、数年前から使ってるシャープの加湿空気清浄機(気化式)は、五月蝿いし加湿力もそんなに高くないなと思っていたので、新しい加湿器が欲しいなと思い、SNSで話題にもなっていた象印のポッド型加湿器を買おうとしたところ、やはり話題になっただけあってAmazonやヨドバシなどめぼしい店では購入ができなくなってしまっていた。仕方なく、今まで加熱式と気化式は使ったことがあったので、超音波式を使ってみようとアイリスオーヤマのハイブリッド式(加熱式+超音波式)の加湿器を購入した。
  • 元々、超音波式は(しっかりと定期的なメンテをしないと)衛生面で加熱式よりも不安があると言うのは知っていたが、購入前に超音波式のデメリットについて軽く調べてみると、水道水を無理やり空気中に拡散するだけあって、水道水の成分が家具などに付着して結晶化するという影響があるらしいことが分かった。あと、近くで電子機器を使うと壊れる可能性があるという話も書いてあった。そうは言っても、機器への影響も誇張されて書かれているんだろうと高を括っていた。
  • しかし、実際使い始めてみると、その影響はかなり気になるものだった。
    • まず見た目に顕著だったのは、コンロの火がオレンジになるという影響。水道水の成分が空気中に拡散されるので、その成分によって炎色反応が起こっているということだった。分かってしまえば、なんてことのない化学反応で大したことないなと思ったが、影響は、それだけではなかった。
    • 使い始めて1〜2週間は炎色反応くらいしか気付かなったが、1ヶ月もすると黒色系統の家電(電子レンジとか)や壁に、なにやらうっすらと白い跡が目につくようになった。初めは長いこと拭き掃除してないからかなという程度で気にも留めてなかったのだが、一度気付くと、白い跡が部屋の至る所に目につくようになった。特にドアの隙間や空気が出入りする場所で酷く、これは単に掃除をサボっているからではないぞと思い始めた。結局、超音波式加湿器の影響だなと分かるわけだが、1ヶ月程度で目に明らかになるほどの付着物が壁などに現れるのであれば、電子機器の内部にも同様に付着しているはずで、このまま使用を続けるのは、ちょっと影響が気になってしまったので、超音波式加湿器の使用をやめて、シャープの加湿空気清浄機に切り替えた。
  • 超音波式加湿器は、加湿力は申し分なく動作音も静かでその性能自体には満足していたけど、電子機器への影響が気になり過ぎて、このまま使い続けるのは個人的に無理だった。

2022年の目標

2021年出来たこと出来なかったことを踏まえて、今年何をやるかについての目標設定。

  • 料理
    • 並行して2~3品を作れるようになるため、キッチンを使いやすくする
      • 調味料入れを買って整理し、場所を確保する
      • カットした材料をトレイに並べて、置ける場所の確保
    • 電子レンジで作れる小鉢レシピを20品目見つける
    • 2020年から記録している献立からレシピをまとめて、献立を立てるときに活用できるようにする
  • 運動
    • そろそろ真面目に体を動かして、習慣化しておかないと致命的な状況になりそう、というのが宣告されたため真面目に考える
    • やること
      • リングフィットをクリアする
      • 毎朝30分歩く
  • プログラミング(Rust)
    • どういう特徴を持った言語なのか。基本的な文法とライブラリの使い方などさらっておく
  • 見る〇〇
    • 読書、50冊
    • 映画、150本

2021年振り返り

2021年初めに立てた目標とその結果の振り返り。

  • 運動
    • 出来なかった
  • 食事
    • 2020年のやり方は継続できたが、小鉢などのもう一品を準備するのは出来なかった。
  • 見た〇〇
    • 映画は、145本見た。200本には達しなかった。
    • アニメは、95シリーズ(95本?)見た
    • 本は78冊読んだ。9月以降ちょっとペースが落ちた。読むこと自体が目的ではないのであまり気にしない
  • OSの理解
    • うーん出来てない
  • プログラミング(Python
    • 殆どできてない。目標が曖昧だったのは課題
  • アルゴリズムとデータ構造
    • 出来てない
  • ネットワーク・仮想化
    • vSphere ESXi/vCSの構築とか何回かやって、SDNとかもちょっと触れたので、まあ及第点という印象
  • セキュリティ
    • 徳丸本を7割方読んで、中途半端で終わってしまった
  • DB
    • 手を付けられず
  • 自作PC
    • やった

不確実性の高い将来への希望的観測

現状のままでは、五輪はまず間違いなく開催されるし、その結果、感染は拡大し今以上の悲惨な状況になる、と思う。

開催されるかどうかについて確証があるわけではないが、開催されないのであれば、ぼくにとって望ましい状況であることには変わりないので、「開催される」にベットしておけば、どちらに転んでもぼくに損はない(何の話?)。

んで、感染は拡大するの部分の話は、以下の通り。開催されたなら、今以上に国内の人の流れと国外からの人の流れが増えることが予想される。したがって、緊急事態宣言を行っても人の流れは止められておらず感染は収束してないため、今以上に人の流れが激しくなるなら、拡大するのは火を見るより明らかだと思う。加えて、現状抑えられていないのに、開催された上で悪化する状況を抑えられるという、あまりも希望的観測な予測は考えられない。また、将来を考える上で間違いなく不確実性は高まるのに、そういった不測の事態を迅速に適切に処理できると期待するのは、多くの人と会話し利害調整して合意を形成していくという組織構造に対しては正直無理があるのではと思う。

正直、彼らが見ている情報よりも、ぼくの方が見ている情報量は圧倒的に少ないので、もしかしたら彼らのほうが正しい推測に基づいた判断を行っている可能性はある(そう信じたい)。彼らはぼくなんかより圧倒的に賢いし。

話変わるけども、太平洋戦争の開戦するか否かを決定するプロセスにおいて、周囲との軋轢回避、組織内融和を重視して判断を積み重ねた結果、いちばんリスクがでっかい開戦という判断に至った(至らざるを得なかった)歴史を鑑みると、80年もたったいま、絶対にその時代の意思決定プロセスに関わった人で生きている人は居ない(居ないはず・・・)のに、似たようなことやってるのはなかなか興味深いなと思う。

開催するしないのどちらに決定しても、暗い未来しか待ってないし、それならいちばん傷が浅く済む選択肢を取るしか無いんじゃないんかなと思いはする。

現状、将来に期待したいのは、30年、50年後にこの時のプロセスがどうだったかちゃんと評価されてほしいということ(国がなくなってなければ良いけれど)。