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ちりはつもれど ちりぬるを

アスファルト9進捗(2)

2/6に進捗記事書いて、そこから3ヶ月経った現状の進捗状況。

  • ガレージレベルは、Lv.3 → Lv.13 f:id:sqr2:20210504063114p:plain:w600

  • 所持マシン数は、14台→58台

  • キャリアシーズン進捗は、38%→79%
  • 3ヶ月所属してるクラブ(ギルドやチームのようなもの)のオーナーに昇格
    • 元々のオーナーが1シーズン通して貢献度も0のままで、シーズン終了と同時に自動的に貢献度1位のぼくがオーナーに昇格した。そういう仕組なのかもしれない。

無料で引けるガチャで集められるマシンも大方入手して、3月からポルシェ911シーズンイベントが2ヶ月かけて開催されて、そこでも10台中9台を入手できた。シーズンイベント中のグランプリで総合2位というそこそこ満足行く結果を残して、その後特にイベントもないので対人戦以外にやることもほぼなくなってしまって、だいぶ飽きがきつつある気がする。面白いイベントが開催されて、イベントと対人戦を交互にプレイできれば飽きも多少は気が紛らわされるだろうけど、いまはそういうイベントも開催されていないので、日々のプレイがルーチン化してしまっている。普通のゲームなら、3~4ヶ月プレイしたらクリアに至るくらいだし、正直アスファルト9もそういう段階だと思っている。なにか辞めるキッカケがあれば、良いなと思いつつ。

欲しかったシボレーコルベット グランスポーツも一応入手できたし、当初の目標は達成できたかなと思っているので、別に辞めてしまっても問題はない気がするが、なんとなく惰性でやってる。というのも対人戦のみであれば15分くらいで済んでしまうので、そこまで負荷ではないため。その程度で良いので、普段はグダグダやって、なにかイベントが開催されたら真面目にやる程度の適当具合で良いかなとも思う。とはいえ、6月に発売されるマリオゴルフが辞めるきっかけになれば良いなという思いはある。ただ、どうせ30%オフのセールを後からやるだろうし、発売日に買う意味は正直ないと思ってて、そのタイミングで辞めることなく、徐々にやる気が無くなってフェードアウトになる気はしてる。MtGAのように。

うまぴょい。

911 Grand Prix 2nd

先月行われたPorsche 718 Cayman GT4 Clubsportのグランプリに引き続き、今月は911 GT2 RS Clubsportのグランプリが行われた。前回は総合13位という残念な結果に終わってアンロックキーを入手することが出来なかったが、今回は総合2位の成績をおさめてアンロックキー報酬を得ることが出来た。

正直、前回のグランプリが目一杯やっても20位中13位という結果だったため、今回も同様にだめだろうとグランプリ開始当初は思っていた。結果から言えば、1位も夢ではなかったなという感想。前回はTier 3(上位25%)のグループでファイナルラウンドを走ったが、今回はTier 4(上位50%)のグループに振り分けられて、正直周りのプレイヤーはそこまで強くないな?という印象だった。Tierが1段階下がるだけで、周りの実力がここまで変わるのかという発見があった。

各ラウンドのポイント一覧が以下の通りで、前回グランプリで頑張ってもダメだったため今回もどうせ無駄だろうと思っていたから、R1はおざなりにプレイしてしまった。しかし、R1が終わってみれば上位プレイヤーの出してるタイムは、練習すれば上回れるのでは?と思えるタイムだったので、R2は頑張ってみたが、本番で練習の成果が出せずにひどい結果で終わってしまった。

R3からは、R2と同じ轍を踏まないようプラクティスで走り込みして、コースを研究し、ニトロやドリフトのタイミングを覚えてプレイした。それが功を奏して、R3:2位→R4:1位→R5:1位という結果を出せた。ただ、プラクティスで出したタイムを本番では出せなかったり、本番走り終えた後は緊張でめちゃくちゃ手が震えてたりと、ぜんぜん安定した実力が無いなって思った。普段のタイムアタックイベントとかで、上位25%程度で良いかと妥協して漫然とプレイしてきたから、こういうコンマ何秒を競うイベントではいっぱいいっぱいになってしまうんだろうなと。

あとこれは全く関係ないけど、グランプリが終わった後始まった10億ダウンロード記念イベントで、運営の設定ミスによりBPが44,000になってたという記念のスクショ。

  • Grand Prix Events - Asphalt 9 Legends Database このwikiにあるように、今後もこういったグランプリがSwitch版でも開催されるハズだろうし楽しみだと思いつつ、いつまでモチベーションが続くかなと思っている。6月末にはマリオゴルフが発売されるので、正直そっちをやりたい気持ちもある。

2021年春パソコン検討

春の風物詩である、大学生協パソコンの話が話題なので、ぼくも便乗してノートパソコンの話を書いてみる。というのは建前で、本音は2018年に買ったVAIOのバックスペースキーの反応が鈍くなってしまい、新しいものがほしいなと思って先月くらいから調べていた。

要求スペック

パソコンを調べるにあたって前提としたスペックは以下の通り。項目の順番は、優先度順。

  • キーボードは、US配列(必須)
  • i5 or i7、メモリ16GB、SSD 256GB
    • Core i7かi5かは、Passmarkスコアベースで考えると、差額2万円ぶんを出すほどのスペック差があるわけではなさそうなので、i5の方が価格の面で有利
  • USB3.0 Type-C PD
  • OSは、Windows 10 Pro
    • Proである必要は必ずしもないが、PCを複数台持ってるのでRDP出来たほうが色々と便利なので
  • ディスプレイは、13インチ~14インチでフルHDあれば良い
    • dpi 160以上があれば良い

Passmark

検討結果

  • Thinkpad T14が筐体のインターフェイスや価格を含めてバランスが良いかなと思った
  • インターフェイスUSB3.0 Type-Cだけなのは、スッキリしてて良いが、結局USBハブをがちゃがちゃと付けないと行けなくて不便なので除外した
    • 持ち運ぶ機会もほぼなくて、据え置き機として使うことが多いので、ハブを使うよりも、筐体に色々なインターフェイスがあった方が結果的に便利という価値観

調査メモ

US配列が選べるメーカーしか調べていないが、その中で良さそうだと思った筐体のメモ。

  • (参考レベル)Apple Macbook Air
    • \115,280(税込)
    • メモリは8GB。解像度は、実質1,680 x 1,050
  • Surface pro 7
    • \200,420(税込)
  • XPS 13 (9310) プレミアム
    • ASCII.jp:XPS13 (9310) 実機レビュー = Tiger Lake搭載で爆速モバイルPCだった!!`
    • Windows 10 Proは、+8000円(税抜)。US配列は0円
    • 要求スペック(SSDは512GBしか無い)を積んで148,800円(税込・配送料込)
    • 9305は、9310と同じCPU(第11世代)ではあるが、古いXPSモデルと似た筐体を使った廉価モデル。特徴的なのは9310が4辺狭額縁に対して、9305は一般的なパソコンのように左右上の3辺が狭額縁となっている。
    • 筐体のシルバーは外側だけで、キーボードなどの内側はブラック。
  • Thinkpad
    • Thinkpad X1 carbon:モデルによってOSをHomeとProの選択に制限有り。US配列は+1100円(税込)。フラグシップモデルなので高価(20万円オーバー)。
    • Thinkpad T14:モデルによってOS選択に制限有り。US配列は+1100円(税込)。バックライトは3300円(税込)。
      • クーポンありで¥124,179。
    • ThinkBook13s:OSをProに変更可能だが、JIS配列のみ。
    • IdeaPad Slim 560i Pro:OSはHomeのみ、JIS配列のみ。
      • とはいえ、 14型で2240x1400の解像度が有り、10万円切る価格は魅力的。
  • VAIO SX14
    • US配列は+5500円(税込)。
    • 232,980 円(税込)

Scrapbox、理解した

  • Evernoteの乗り換え先を探してる中で、Scrapboxが良さそうかな?と思って、去年10月からちょくちょく使っていた。でも半年くらい経っても、なんとなく馴染めなくて、他に乗り換え先として適切なサービスはないかと探していた。いろいろ探しつつも、Scrapboxを使っていたら、ふとScrapboxがどういうコンセプトのサービスであるかについて、自分の中で腹落ちして、結局これを使い続けようと思うに至った。
    • その他にも、NotionやOneNote、SimpleNote、Dropbox Paperとか検討はしていた。
  • そもそも、Evernoteから乗り換え先を探してた(Scrapboxを使うキッカケとなった)理由は、Evernoteが改悪(?)されてしまって、アプリが重くなったという理由と複数デバイスからメモするという使い方をしたくても、無料会員のままでは無理になったという2つがある。もちろん、有料会員になれば複数のデバイスからアクセスできるので、月600円払う覚悟があるなら、全然Evernoteのままでも良かったと思う。ただ、Evernoteのプレミアム機能を使うような活用はしておらず、メモ程度の用途でしか使っていなかったので、プレミアム機能は多機能だしメモ用途で支払うには高過ぎた。
    • ちなみに、Evernoteもアップデートを繰り返して、去年の10月時点よりも軽くなってたり、機能が増えていたりする。機能と言っても、ショートカットが増えたり、タグの付与がやりやすくなったりというレベルであり、そもそも元々あった機能がアプリの一新によって消えて、そして改修され元に戻っただけである。

何を理解したか?

何を理解して、Scrapboxを使い続けようと決めることになったかという部分の話。

  • これまでは、リンクとハッシュタグの違いを理解してなかったが、理解した。
    • この公式ページの説明*1を読んで、その2つには本質的な違いがない、つまり単なる言語圏の違いでの使い勝手向上のために2種類あるのだと理解した。
  • ページリンクを理解してなかったが、理解した。
    • Scrapboxには、セクションを作れない。例えば、HTMLのようなh1、h2タグのような構造化のための仕組みが存在しない。つまり、根本的に構造化はできない。
    • Scrapboxは、セクションという単位で構造を作りたいなら、そもそもページを分離すべきという思想がある。そして、ページ間のリンクによって新しいアイディアを創出していくという考え方がある。
    • リンクとページの概念を理解していれば分かっていたのかも知れないが、公式ページの説明*2を読んで、理解した。

便利なところ

  • マルチデバイス対応(ブラウザからアクセスするだけなので、それがマルチデバイスかというと正確ではない気はする)
  • 何よりも動作が軽いので、ローカルのテキストエディタのように気軽に編集ができるので便利。
    • なので、ふと思いついたアイディアを取り敢えず書き出しておいて、後から思いついた時に編集を繰り返していく、という使い方がやりやすい。
    • メモやアイディアを書き留めるという目的において「マルチデバイス」と「軽い」のは、特殊な記法とか文章を移動させづらいというデメリットを補って余りある程の価値があると個人的には思っている。Evernoteを辞めたのも、重くなってしまってメモを取りづらくなったからだ。
  • Alt+Keyで段落を入れ替えられるのが便利。VS Codeでその機能があって、便利だなと思ってかなり多用してたので、その感覚でScrapboxでも編集できるのが便利。ただし、VS Codeは1行ごとに移動ができるが、Scrapboxの場合は、段落ごとの移動となる。まあ文章を書いていれば段落がまとまって移動してくれたほうが嬉しい。

不便なところ

  • 気軽に書けるが故に、どんどんページが増えていって、結局情報が死蔵していくなという心配がある。そういうのを防ぐためにもキーワードとページリンクが存在はしているのは理解しつつも、その使い方が難しい。
    • あるページを作った時に、その中の文章でキーワードとすべき単語がなにか?は、この時点では正直分からない気がする。
    • 例えば、このWikipediaのページ*3だと「固有名詞、文法、ウィキペディア」などがキーワードになっているが、これは名詞というページを作った時に予め存在してたリンクではなく、必要に応じて後から追加されたものだと思う。だから、Scrapboxも似た話で、ページ作成時に何をキーワードにするか?については後から必要にならない限り分からないはず。
    • ただし、「なんとなく重要そう」だとか「あとで書くかも」という程度の基準で、予めリンクを作っておくというのは一種の使い方かもしれない。
    • そんなことを考えており、現状はScrapboxのウリであるリンクを便利そうで面白いと思いつつも、フル活用は出来てない。リンク機能をうまく活用できれば、情報が埋もれていって活用されない可能性も減るのだろうなという思いはある。
  • Scrapboxがサービス終了する時に移行がしずらそう。
    • バックアップはあるが、他の形式(例えばMovable Type)でのエクスポートという機能がなくて、サービス終了時に移行が大変そうだと思った。しかし、バックアップとしてjson形式でダウンロードは出来るから、万が一サービス終了時には誰かが変換ツールを用意してくれるのでは?という甘い考えで自分を納得させた。画像については、Gyazoにアップロードされているので、たぶん消えないだろうし安心はしている(2011年からGyazo使ってて、その頃の画像はずっと残っているし、こっちは画像のエクスポート機能(ただし有料)が存在している)。

MtGAへのモチベ

最近、MtgAへのモチベーションが低い。ただ、ようやくiOSAndroidでMtGAがプレイできるようになったり、ストリクスヘイブンがリリースされたりというプレイ人口が増えて行くのかな?という状況であるのに、勿体ないなという気持ちがある。

2020年のゼンディカーから、先月までのカルドハイムまでは、毎日最低30分はプレイしてデイリーミッションをクリアするという程度のモチベーションを維持していた。しかし、2月後半からここ2ヶ月にかけて徐々にモチベーションが消え去りつつある。

モチベーションが下がっていっている理由としては、まずもってプレイ時間が毎日30分でさえ確保できなくなってきたのが大きい。プレイ時間が短くなると、スタンで使われているカードやデッキの知識を身につけることが難しくなる。そうなると、やっぱり勝てなくなって、モチベーションの維持は難しくなってくる。

カードゲームは、いまどういうデッキがスタンで使われているかメタゲームへの理解やどういうカードが何ターン目に出てくるかという知識が無いと、どうしたって勝てないと思ってる。これまでそういう知識は、ひたすら数をこなすことで得るっていう非効率な学習をやってた。なので、結局時間を費やすのが難しくなれば、そういう知識も得られないし、勝てなくなる。ちなみに、ゼンディカーのときは、休みの日に6時間はプレイしてるとか異常行動をしていた。

MtGAへのモチベーションがある時に、もっと効率的な学習手法を確立しておけば良かったのだろうけど、現実ではそうなっていない。今のようなモチベーションが失われつつある時期に、効率的な学習方法を考えるのは、これまためんどくさい。

というか、そもそも何故MtGAをプレイする時間が無いのかというと、アスファルト9というゲームを始めてしまったのと、以前に比べてもっと本を読みたくなったという変化がある。といっても、起きている時間を100%無駄なく使えているのか?というと、そんなことは全く無く、無意味にインターネットをただ徘徊しているという時間もある。だから、その時間でやればよいという話ではある。

そうは言っても、起きてる時間ずっと気力が満ち溢れている訳でもないため、元気な時は本読んだりしてて、飽きたらアスファルト9やってっていう感じで、どうにも何も手につかない時は漫然とインターネットやってるっていう風になっている。じゃあ、その無気力状態を無くせばいいという話になるが、起きている間はずっとそういう気力十分っていう状態で生きていられる人がいるんだろうか?みたいなことを考えてしまい、特に何か行動をしようとは思ってない。

過去あれだけプレイしてきたし、その経験からMtGは楽しい(面白い)と思っているが、それでもプレイ時間を確保出来てないのは、楽しいと感じるに至るまでの過程が楽しめていないからだという気はする。

[Asphalt9]グランプリイベント

グランプリという期間限定の全員参加型イベントが先週くらいから始まって、ようやく全体が分かってきたので、今後開催されるグランプリの参考になると思って、メモしておく。

多分、他のプラットフォームで以下のようなグランプリが開催されているようなので、Switch版でも同様のグランプリが今後開催されるんだろうなと思われる。

グランプリで手に入るマシンは、強化しきってしまえば各車両クラスの中で最上位に位置するスペックを持ってるけど、とはいえBPの入手難度が高すぎるし、強化限界が頭打ちになって、その他の期間限定イベント(EXCLUSIVEイベントとか)で手に入るマシンの方がより強化出来て、総合的に強いのではという気がする。なので、課金してまであんまり本気で参加するほどでもないかなと思った。

以下、グランプリの仕組みメモ。

  • 世界中の人とタイムアタックを行い、ランキングに応じてターゲットとなるマシンのアンロックキー入手を目指すイベント
  • ターゲットマシンを全員が使えるので、マシンを強化出来るところまで強化してしまえば基本的に同じ条件でコースを走ることになる。プレイヤースキルが問われるイベント
  • イベントの流れは「予選Q1->FINAL ROUND 1 -> FR 2 -> FR 3 -> FR 4 -> FR 5」。
  • 予選Q1でタイムアタックして、上位20名だけがFINAL ROUNDに進める。
    • 予選落ちしたらどうなるかは知らない(今回初のグランプリイベント参加なので)。
  • FINAL ROUNDは、予選Q1のタイムに応じて5つのTier(グループ)に分かれる。
    • Tierは、タイムの上位x%で分けられる(細かい数字は知らない;Tier1は、上位1%らしい?)
    • Tier毎に報酬が異なる。より上位になれば、ターゲットマシンのアンロックキーが手に入る(普段、マシンを手に入れるには規定のBPを集めればいいが、特殊イベント限定車両は、キーを入手しないとBPを貯めても結局使えない)
    • 確定でキーが貰える上位入賞報酬と、確率でキーがドロップするパックを何枚か貰える報酬がある(28パック開けて1つのキーをドロップしてる動画を見た;ドロップ率3%?内部的には5%か?)。
  • FINAL ROUND1~5では、指定コースをタイムアタックして、グループ内の人でタイムを競う。1~20位にポイントが割り当てられて、5つのラウンドが終了したときの合計ポイントで、報酬が決定する。
  • 課金して、BPを集めてマシンの強化限界をあげて最高速度などの性能を上げていれば、より有利になる。
    • 有利になった所で、アンロックキーが手に入らないと開放できないし、リアルマネーを注ぎ込んだけど、マシンが使えないという悲しいことになる可能性もある。
    • 4時間に1回無料のガチャが引けて、そこでも一応BPが1ポイント(1枚)手に入るので、運が良ければ無課金でも上限解放は出来る。
  • 課金も、他マシンのガチャよりもだいぶ高めに金額が設定されてるので、最低1万円からという値段設定な感じ。
    • FGOのように天井なし保証なし*1のクソガチャではなく、一応BPの最低枚数保証はあるので、良心的(強いて言えば)。とはいえ、電子データの値付けの相対的な価値の話が何の意味があるんだという話

*1:星4保証でも、概念礼装がどんだけの価値あるんだという意味で、実質保証なし感

本の形式

最近、色々と本を読むようになった。色々と言っても読んでる本は、コンピュータサイエンス、経済学、哲学、認知心理学あたりでジャンルは偏ってはいる。前回このくらいの量の活字(月に3~4冊)に触れていたのは、たぶん10年とかそのくらい前の話で、随分と長いこと本を読んでなかったと思う。

  • 本の媒体は、紙にするか電子書籍にするか、電子書籍もリフローが良いのか、固定レイアウトが良いのか(どの形式で買うか)のポリシーが決まらなくて、ちょっと前までは「取り敢えず紙の本買っておくか」という考えでいた。ようやく最近になってある程度方針が定まって来た。
  • まず第一に、技術書は紙の本一択とした。
    • まず幾つか固定レイアウトやリフロー版を読んでみて、リフロー版ではどうにも読み辛くて、もっと読みやすくならないものかと試行錯誤してみても、どうにもならなかった。
    • リフロー版で技術書を読んでると、図表のあるページとその解説部分が"別ページ"として描画されてしまう。そうなると行ったり来たりが面倒だった。また、プログラミングコードが記載されている場合は、フォントとサイズ、そして意味不明な箇所で改行が入ってしまって、その読みづらさは非常にストレスの貯まるものだった。例えるなら、30行で改行を入れているメールをスマフォの画面で読んだときに、中途半端な箇所で改行が入って読みづらい、というな感じ。
    • 加えて、読み終わった後に、特定の場所をパッと読み返そうとするとき非常にやりづらかった。電子書籍なのだから、検索できるから平気だろうと思ってたが、後から読み直すときはそもそも記憶が曖昧なので、適切な検索ワードが思い浮かばないからストレスとなる。あの記述がどのあたりに書いてあったかっていうのは、紙の本では大凡のページ位置も感覚で把握できるが、電子書籍だとそうもいかず探しずらかった。場所が全く見当がつかなくても、紙の本だと電子書籍では不可能な速さでパラパラとめくれるし、雰囲気で見つかったりする。
    • という訳で、嵩張ってしまって持ち運んだりは出来ない不便さはありつつ、技術書は紙の本で読むことにした。
  • 次に技術書以外の本は、こちらも電子書籍で読んでみたり、紙の本で読んでみたりした結果、リフローの電子書籍の方が良いかなという結論に至った。
    • 経済学はともかく、特定のテーマについて筆者の意見が書かれている類の本は、結局のところ本筋が分かれば良くて、つまり要約が出来ればよくて、であればリフロー版のハイライト機能を使って、論の組み立ての骨子となる部分をハイライトしておいて、読み終わった後にそれらをくっ付ければ、本の要約が完成させられ便利なのに気づいた。技術書についてもハイライト機能で同様に出来るのでは?とは思ってやってみたが、どうにも馴染めなかった。
  • Kindleで売られている技術書は、たまに50%オフ等のセールをやっていて羨ましいけど、どうしても紙ではないと読みづらいので、セールが活用できずぐぬぬとなってしまう。たくさん買おうとすると安い方が良いのだけど・・・。一度だけ、半額で買ったしというメリットにある程度の読みづらさには目をつむれるのでは?という考えでリフロー版の技術書を買っては見たものの、やっぱり読みづらさのストレスが大きくて、半額のメリットはほぼなかった。結局、紙の本で買い直して、余計な出費になってしまったケースもある。
  • ただ、リフロー版の読みづらさって、Kindleアプリの作りやデバイスの画面サイズ、そしてフォントに依存する所が大きいはずなので、将来的にアプリの作りが改善してくれればどうにかなるのかもしれない。結局、中身はHTMLだろ?という印象があるので、CSSやらの調整具合によって如何様にもなるのではという気持ち。とはいえ、その兆しは全く見られない。

技術書は紙の本で買うという方針にしたはいいものの、いつの日か引っ越すときに数百冊の本を目の前にして、どうしてこんなことにと後悔する日も来るかもれない。