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ちりはつもれど ちりぬるを

『モノリスからマイクロサービスへ』読んだ

  • 数日前にWEB+DB PRESS Vol.132の第三特集「コンテナ化実践ガイド」を読んで、読まなきゃなと思ったので、積読してたのを引っ張り出して読んだ。
  • 購入当時、あまり内容を気にせず購入したこともあって、内容はマイクロサービスに関して解説をしたものではなく、モノリスを如何にマイクロサービスへ移行していくかについてフォーカスして書かれたものだった。サブタイトルに「モノリスを進化させる実践移行ガイド」とあるから、それはそうと気づくべきだったか。そもそも、この本は、マイクロサービスっていうキーワードでタイトル買いしたのもあって、あまり内容の詳細を気にしてなかった。
  • マイクロサービスについて詳しく知りたいのであれば「マイクロサービスアーキテクチャ」というドンピシャな本が、同じ著者が書いているので、そちらを読んだほうがいいとまえがきに書いてあった。個人的に知りたいのは、マイクロサービスのメリットデメリットやサービス間連携の部分なので、どちらかというとマイクロサービスアーキテクチャを読んだほうがいいと思い、いま注文中。
  • この本は、アーキテクチャ移行にあたって、移行計画の考え方、モノリスの分割の仕方、データベースの分割の仕方について書かれている。そういう点で、WEB+DB PRESS Vol.132の第三特集は、同じようにモノリスをどうやってマイクロサービスアーキテクチャに分解したかが書かれているし、ざっくりと概要を知りたいのであれば良いと思う。より深く知りたいのであれば、本書を参照すれば良さそう。