'sqr'atch-note

ちりはつもれど ちりぬるを

最近使ったキーボードの話

諸事情により変荷重のRealforce(R2TL-USV-IV)を別の場所で使うことになって、久しぶりにPFU Limited EditionのRealforceを出して使うようになったものの、キーが重くて使いづらいなと思い、それがどんどん無視できないほどに気になってきたため、代わりとなるキーボードを探していた。
個人的には、変荷重のRealforce(R2TL-USV-IV)の打ち心地が理想的であって、それが欲しいと思いつつも既に生産終了となっており手に入らない。じゃあ新しいRealforce R3の打ち心地はどうだろうと気になったけど、店舗で試し打ちも出来ないし、分からないのに購入するには躊躇ってしまう金額(3万5千円)であるため、結構悩んでいた。

  • そんな折、ゲオレンタルでHHKB studioがあったので、Realforceばかりも芸が無いし、ものは試しだと思いレンタルしてみた。
    • 第一印象は、キートップの質感は非常に良く、全てのキーが45gであるはずだけど、過去に触ったことのあるHHKBよりも全然入力が軽く、入力していて疲れない。そして、打鍵音も非常に小さく心地よい。変荷重版Realforceの音に似ているように思った。
    • ただし、HHKB studioのウリであるジェスチャーパッドの使い勝手が微妙だった。
      • 非常に反応が鈍い。慣れの問題なのか、使用したOSがmacOSだからなのかは分からない。そうであったとして、メインPCがmacOSなので、いずれにせよmacOSで使い勝手が悪いとなると選択肢からは外れる。
      • もし反応の鈍さがなくて、例えばAppleのような触り心地を追求したような感じであれば購入も視野に入ったと思う。
  • HHKB studioが惜しい製品だなと思いつつ、Realforce R3もレンタルが無いかと思い探してみたら、RentioでRealforce R3のレンタルがあるのを見つけて借りてみた。
    • Realforce R3の打鍵感では、PFU Limited Editionのキーよりかは軽く感じたし、音も非常に理想に近い。が、やっぱり変荷重のRealforceほどの打ち心地でもないし、3万5千円を払ってまで買い換えるほどでは無いなと思った。
    • もちろん、BT、ケーブルで入力先の切り替えが出来るのは非常に便利だった。
  • そんな感じで、決定打に欠けてモヤモヤをしていたところ、Xで信頼できるフォロワーがKeychron K3 MAXを買っているのを見かけた。これはこれで2万円位するキーボードだけど、新しいキーボードを使ってみたいという気持ちからサクッと買ってみた。
    • 結果、大満足。
    • まず筐体が小さくて大変良い。↓は、Rentioで借りたRealforce R3とKeychron K3 MAXのサイズ感の違いがわかる写真。
      • 余計なキーがあるのは本当に嫌いなので(だから日本語配列のキーボードが嫌いなのだ)、75%レイアウトキーボードはとても良い。
      • ただ、Enterキーの右に他のキーがあるのはいただけない・・・。BackspaceやDeleteを入力したいときに打ち間違いがち。慣れてしまえば平気なのだろうか。
      • あと、カーソルキーの配置も打ち間違うのではないかと、ちょっと心配である。ただ、慣れてしまえばどの辺りあるか感覚で分かってくるだろうし、大丈夫な気がする。それにカーソルキーの↑キーにはホームポジションのFJキーにあるような出っ張りがあるので、手触りで分かるようになっているのも好感触。
    • 次に打鍵感。
      • キー過重は50gであるはずなのに、45gのRealforceよりも軽い感じがする。印象としては変荷重のRealforceと同じくらい。
      • そして打鍵音が非常に素晴らしい。カコカコと軽い音で鳴ってくれ心地が良い。
      • キートップの触り心地もサラサラしており気に入っている。
    • LEDのタイプは、White LEDを買ってしまったが、RBG LEDのタイプでも良かったように思う。LEDの発光パターンは5〜6種類が選べて、ぼくは入力したそのキーが光るようなパターンが気に入ったのでそれにしてるけど、ビカビカしてかっこよいので。
  • MBPのキーボードの上に置いても干渉しないのも非常に良い。